復活節第4主日母の日・誕生者祝福礼拝
復活節第4主日母の日・誕生者祝福礼拝
2025年5月11日(日)主日礼拝
主の平和が世界に満ち、あらゆる争いや差別により苦しんでいる方々、また被災地におられる方々の上に、神さまの豊かなお慰めがありますようお祈りいたします。
本日は、母の日・誕生者祝福礼拝として、子どもと大人が共に礼拝をおささげする恵みの時を持つことができました。
礼拝の中では、新役員の任職式とCSスタッフの任命式を執り行いました。教会の働きのために奉仕してくださる方々の上に、主の豊かな支えと導きがありますようにお祈りいたします。
説教「ここに"かぞく"がある」仲程愛美牧師、マタイによる福音書・12:46〜50
イエスは家族と仲が悪かったのか。福音書を読む時、その疑問は拭えない。迎えに来た母、兄弟を門前払いしたイエスの態度は反家族的なように感じるが、家族そのもを否定したわけではない。ではイエスは何においてこうした態度を示したのか。
イエスが生きていた時代の家族観は、血縁関係と年長者が年少者を支配するという家父長制に基づいていた。この現状に対してイエスは新しい視点を与えている。
長子として家族を支えなければならなかったイエスは、家を飛び出し福音宣教に邁進する。近親者からすれば批判の的だ。イエスの言動は当時の家族間を揺るがすものだった。血縁や支配を超えて、たった一人の自立した「わたし」との出会いを促した。
イエスは神の御心を行うものが、わたしの家族であると宣言した。この言葉は今も私たちに問うている。家族との関係は時にしがらみにもなる。だからこそ、ここに“かぞく”として在る一人ひとりの存在を見つめ直したい。
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