聖霊降臨節第５主日礼拝

2022年7月3日（日）主日礼拝

世界中の苦しんでいる人々を覚えてお祈りください。
来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。
Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教「渋滞回避」（使徒言行録・13：1～12）

　アンティオキアの教師たちは、聖霊の導きによってバルナバとサウロ(後にパウロ)を伝道のため派遣(パウロの第1次伝道旅行)した。伝道というのは、他の地域、文化、人々にキリストの福音を宣べ伝えることを意味する。それによって伝道者たちは、これまで気づかなかったことに出会う。

　イエスの弟子たちは伝道することによって、ユダヤ人のみならず、異邦人も聖霊に導かれることに気づいた。また、今回のパウロとバルナバの伝道の結果、キリスト共同体は異邦人に対する割礼問題に取り組むことになった。以降、歴史を通して表れているように、伝道を行えば行うほど、教会は様々な問題と直面する。そのような出来事によって、信仰の共同体は、自分たちの信仰を振り返り、神の正義に近づいていく。

　信仰生活が上手く進まない時、伝道する中で、新たな気づきを得ることがある。わたしたちも伝道によって信仰の渋滞を回避し、自分の信仰を振り返って歩んでいきたい。それが聖霊の導きであり、神の意志なのである。

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