降誕節第５主日礼拝

2023年1月22日（日）主日礼拝

• 世界の平和を覚えてお祈りください。

• 来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。

• Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、礼拝を守ってくださればと思います。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教メモ「崖の上のイエス」仲程愛美牧師（ルカによる福音書・4：16〜30）

　　仲間意識は時として「当然」を生み出す。身内に対しては特別扱いが当たり前。そのような雰囲気が醸し出される時や場面を意識せず受け入れていることがある。

　イエスはこの感覚を持ち合わせていなかった。故郷の人々が自身に寄せる過度に期待に応えることはなさらなかった。福音、神の働きは仲間内ではなく、その外側に向けられていることを語る。人々はこれを聞き憤慨する。結果、イエスは町を追い出され、崖の上から突き落とされそうになる。イエスは身内から拒絶を体験するのだ。これは「当然」への抵抗でもある。

　イエスは「捕らわれている人」「目の見えない人」「圧迫されている人」のために遣わされたと宣言される。神の福音とは何かをイエスは身内に今一度問うたのだ。

　さて私たちはどうだろうか。イエスを信じる者という「仲間意識」中で、イエスの言葉を聞いていないか。「当然」神の恵み、福音は「私」に注がれるべき、と安住して、知らずにイエスを崖から突き落とそうとしていないか。胸に手を当てて考えたい。

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