聖霊降臨節第17主日誕生者祝福礼拝

◎2021年9月12日（日）主日礼拝

◎下記の課題を覚えてお祈りください。

• 自由を求めて戦う人々の上に主の救いがありますように。

• 自然災害地・被災地の方々の上に主の豊かな平安と慰めがありますように。

• 医療従事者・関係者の方々、生きづらさを抱えている方々の上に主の助けと慰めがありますように。

主日礼拝、無会衆礼拝として行っております。Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教メモ「誰もが対等な存在」ヤコブの手紙2：1〜10、金 鍾圭牧師

　ある芸能人のコロナの陽性ニュースがネットで話題になり大炎上した。問題とされたのは、すぐに入院したこと。医療現場の逼迫により、罹患者がなかなか入院できない中、社会的地位を利用したのではないかという憶測が飛び交わされている。

　今回の出来事で「上級国民」という言葉まで現れた。多くの人々がこの言葉を用いながら、批判の声を挙げていることは、「上級国民」という概念が現代の社会、いや人類の歴史を通して、わたしたちの中で深く根付いている反証であろう。つまりわたしたちは、互いに格付けして差別の渦から逃れないでいることを意味する。

　キリストはわたしたちに差別のない世界を与え、社会的地位があろうがなかろうが、誰もが神に愛される、対等な存在であることを示してくださった。

　今の社会は、様々な差別が蔓延している。わたしたちも差別する側の人間になっているかもしれない。キリストがわたしたちに与えてくださった「使命」を思い出し、互いに尊重し合いながら歩んでいきたい。

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