聖霊降臨節第8主日礼拝
聖霊降臨節第8主日礼拝
2024年7月7日(日)主日礼拝
世界の平和を祈ります。
あらゆる争い、差別で苦しんでいる人々の上に、神の豊かなお慰めがありますように。
病と戦っている友の上に、主の癒しがありますように。
説教「共に生きる」(マタイによる福音書・13・51〜54)
昨年11月中旬、ChatGPTを開発したOpenAIの理事会により、同社のCEOサム・アルトマンが突然解雇される騒動があった。4日後に復帰したが、解雇の理由は明らかにされていない。AIの安全性を巡る意見対立が背景にあったと言われている。
アルトマンはAIの早期開発と利益創出を急いでいたのに対し、研究者たちは安全性を重視していた。この二つの価値観の衝突は、テクノロジーの発展と人間倫理の間の緊張関係をよく表していると思う。
革命が起きる際、過去は古きものとして排除すべきという認識が依然として存在する。だが、過去のものだからこそ、その役割はきっとあるのだ。新しいことだけが真理だと思い込み、過去のことを否定する者には未来などない。
イエスは本日の聖書箇所を通して「天の国のことを学んだ学者は皆、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人に似ている」と語られている。これは単に天の国を伝える以上の「共に生きる」大切さを改めて教えていると思う。誰かを排除するのではなく、共に生きる歩みこそ、真の天の国のあるべき姿であり、私たちが目指すべき道ではないだろうか。
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