聖霊降臨節第14主日礼拝

2023年8月27日(日)主日礼拝



説教メモ「わたしたちは主のもの仲程愛美牧師


  多様性という言葉の重みがなくなってしまったと感じている。「自戒の念も込めて」だが、この語を用いればひとまずOKと言わんばかりだ。互いを認める、尊重することが単語一つで解決できるほど簡単なことではないだろう。

 一方で教会は常に多様性の道を模索してきたと思う。初代キリスト者たちは現実問題として多様な背景を持つ人々が「キリスト教共同体」を作りあげていた。

 パウロにとってローマにある教会はまだ見ぬ人々の共同体であり、その教会が抱える課題を的確に把握していたとは考えにくい。それでも手紙を書き送ったのは、宣教の一助を担いたい一心だったか、あるいは信仰の友への励ましであったか。何より彼にとって「主にある生き方」を分かち合いたかったのではと思う。「わたしたちは主のもの」という揺るがぬ真実が根底を流がれてはじめて、互いを認め合うことができるのではないだろうか。


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