受難節第2主日礼拝

◎2021年2月28日(日)礼拝


 受難節に入りました。主イエス・キリストが、わたしたちのためにこの世に来られた意味を思いながら、この受難節を歩みたいと思います。

 家庭礼拝、ライブ配信による礼拝など、それぞれの場で主日礼拝が守られ感謝いたします。新しい始まる一週間も主の豊かな恵みの内に歩むことができますようお祈りいたします。

 礼拝はどこにあってもささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。


◎説教メモ「神の霊の働き」マタイによる福音書12:22~32、仲程愛美牧師

病や障がいが悪霊の仕業だとしていた社会において、イエスは癒しの行為でそれらの「妨げ」を解消した。人々はそれを奇跡と呼び、イエスに敵対する者たちは行為そのものに難癖を付けた。

 霊は神から来るものだ。自由気ままに人々の元にやって来て、多種多様な働きを見せる。人間側からすると不自由なかたちを伴うこともあるが「神の業がこの人に現れるためだ(ヨハネ9:3)」とイエスは語る。

 イエスは神の霊によって癒し「その人」を身体的、精神的、社会的に回復させる。この働きは、当時も信じ難い出来事だったのだろう。まさに奇跡だった。虐げられた一人が救われるのはそれほど貴く、神の最優先事項のはずだ。

 イエスは我々に問いかけられる。神の霊を人間の尺度で見ていないかと。全ての支配者である神の霊、悪霊を追い出される霊の働きは何のためにあるのか。それは私たちの「いのち」を生かし、救うためだ。イエスはその体現者だ。だからこそ、私たちの救いであり希望なのだ。


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