復活節第１主日イースター礼拝

◎２０２０年４月１２日（日）礼拝

Happy Easter! 主イエス・キリストの復活をおめでとうございます。

本日はイースター礼拝として守ることができました。しかし、共に集まり主イエスの復活を祝うことはできませんでした。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、本日より無会衆礼拝として主日礼拝を捧げています。

とうか、1日も早く終息されることをお祈りいたします。日々苦しい思いを抱えている方々の上に、復活の主の慰めと恵みがありますように。

◎説教メモ「覆いははずされた」ヨハネによる福音書２０：１〜１０

マリアは悲しみで張り裂けそうになりながらも「現実」を受け入れ、イエスの墓に向かっていた。十字架上で息を引き取り、亡骸となって墓に納められたイエスはもうこの世にはおられない。イエスの死を見つめ、その現実に囚われていた。「主がどこに置かれているのか」と口にするのはその表れだと思う。

空の墓は希望でもなければ、喜びでもない。マリアや弟子たちの言動からは戸惑いや不安しか見えてこない。「死」は絶望と悲しみの究極的な象徴であり、決して超えることの出来ない壁なのだ。

イースターはこの「死」に打ち勝った復活のイエスを祝う日だ。空の墓に残っていたのは、イエスの顔を包んだ覆いと亜麻布だけだった。絶望と悲しみはそこにないと、イエスの復活によって私たちに示されている。

今年のイースターはこれまで以上に、主のよみがえりの出来事に励まされる。復活の主に支えられ、この時を臆せず歩んでいきたい。

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