聖霊降臨節第３主日礼拝

2022年6月19日（日）主日礼拝

• 世界中の苦しんでいる人々を覚えてお祈りください。

• 来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。

• Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教「聖霊に満たされて」（使徒言行録・4：23〜31）

　6月16日付のガーディアン（イギリスの新聞）では前ロシアサッカー代表であるイゴール・デニソフ氏の記事が載せられた。彼がウクライナ侵攻において、ロシアを批判し、反戦を訴えているとのことだ。この行動によって彼は「逮捕されるか、殺されるかもしれない。だが、ありのままを伝える」と述べている。彼の姿から初代教会のイエスの弟子たちが思い浮かぶ。

　弟子たちは、ユダヤ指導者たちの脅迫に負けず、大胆に御言葉を語ることができるようにと祈った。また「イエスの名によって、病気がいやされる」ことを願っている。この祈りに注目していただきたい。本書ではこの病気が具体的に何を示しているか説明していない。個人的には単なる人の病気に留まらず、社会の回復まで繋がっていると考える。

　聖霊に満たされた弟子たちは脅しに負けず、自分たちの状況を冷静に分析し、答えを求めた。彼らの祈りでは、イエスの名による社会の回復、神の正義がこの世に訪れることを願っていると思う。我らも聖霊に満たされている者として社会の理不尽なことに目を背けることなく、真摯に向き合って歩んでいきたい。

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