復活節第７主日礼拝

◎２０２０年５月２４日（日）礼拝

本日の主日礼拝は、ライブ配信、家庭礼拝を通して守りました。それぞれ場所は異なりますが、聖霊のお働きによって共に歩みたいと思います。新型コロナウイルスを１日も早く終息するため、最前線で尽力してくださる方々の上に、神さまの豊かな主導きがありますようお祈りいたします。

◎説教メモ「遣わされる人生」金 鍾圭牧師

ユダヤの指導者たちに遣わされた下役がイエスを訪ねた。その時、イエスは訳の分からない言葉を述べた。その場にいた全ての人々は一体、この人が何を話しているのか理解できなかった。“霊”を生きた水として説明をしているが、「“霊”がまだ降っていなかった」ため、イエスの言葉の意味を理解する人々は限られていた。

本書の興味深いところは32、33節であろう。遣わすという言葉が2回出てくるが、イエスは神の被造物を救うために遣わされたことが分かる。

一方、下役は何も分からないまま、ユダヤの指導者の命令に、ただ従ってイエスを捕らえるために遣わされた。下役もイエスも同じく遣わされているが、その目的は全く違う。人に害を与えるためなのか、人に命を与えるためなのかだ。

私たちはどのように遣わされる人生を歩まなければならないのか。今日、聖霊はすでに降り、聖霊のお導きによって歩んでいる。そうならば、答えは明らかだ。聖霊によりイエスについて知っている私たちは、キリストとして歩んだイエスの道を、この世の中に伝える者として遣わされている。そのような遣わされている人生を歩まなければならない。渇いているところに生きた水が流されるように…。

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