待降節主日アドヴェント礼拝

◎2021年11月28日(日)主日礼拝

  • イエスさまの誕生を待ち望む、待降節(アドヴェント)に入りました。今週から一本ずつろうそくが灯されます。私たちのところだけではなく、世界中の苦しんでる人や悲しんでいる人のところに、イエスさまが(救い主)が来てくださることをお祈りしながら、クリスマスを迎える準備をしましょう。

  • 主日礼拝以外の諸集会(CS礼拝、聖書に学び祈る会、オリーブ会は実施)は、当面休会といたします。来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。

  • Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。


◎説教「嘆きと悲しみは消え去る」(イザヤ書・51:4~11

 国家の三大要素は「国民・領土・主権」である。この中で一つでも欠けてしまうと国家として認められない。人類の歴史を見てみると多くの国家(あるいは王国)が、特定の国から侵略を受け、主権を失い植民地化された。イスラエル王国(南ユダ、北イスラエル)もその一つである。主権を奪われた民は嘆きと悲しみを味わってしまう。

 イザヤはアッシリアとバビロンによって滅びの道を歩むイスラエルを目撃した。自分の祖国の危機を目の当たりにしたイザヤは、何を感じるに至ったのか。彼は余儀なくイスラエルに対し、批判の言葉を語ったが、その一方、主権を失ったイスラエル民に神の慰めと癒しの言葉を伝えたのである。神の正義と救いが現れ、イスラエルの失われた主権は、主である神の権能によって回復されイスラエル民の資格が取り戻された。

 神はイエス・キリストを通して、罪によって失われた神の国に属する私たちの資格を回復して下さった。アドヴェントを迎えた今、私たちを嘆きと悲しみから解き放つ神の恵みに感謝しつつ、主イエス・キリストの降誕を待ち望みながら歩んでいきたい。


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