復活節第３主日礼拝

◎2021年4月18日（日）主日礼拝

本日（4月18日）の主日礼拝より、無会衆礼拝として主日礼拝を守ります。（Youtubeにてライブ配信は継続して行います。）

一日も早くこの状況が終息されますようお祈りいたします。それと同時に、わたしたちの努力も求められる時だと思います。最前線で尽力している方々を思い、わたしたちが出来ることを行って過ごしたいと思います。

礼拝はどこにあってもささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。

◎説教メモ「やっぱり印はいらないらしい」マタイによる福音書１２：３８～４２、仲程愛美牧師

　仕事のオンライン化に伴い、脱ハンコの動きが加速した。印鑑の歴史は紀元前４千年まで遡るとか。人間は印をつけることによりそこに自身を示す方法を手に入れたのだ。印は存在の証明といっても過言ではなかった。確実な証明があってこそ信頼関係が成り立つもの。それが人間関係の基本なのかも知れない。

　だからこそ、人間は神に対しても印を求めた。確信がほしいからか、あるいは神を信じるに値する証拠がほしいからか。イエスは人々のそうした姿について語られる。しるしを求めることは、人間同士の関係を神にも当てはめようとしている。そこに気づかなければ、神の救いにも気づけない。

　復活の主を迎え、新しい命に生きる私たち。分かりやすいしるしを安易に求める時代だからこそ、神の救い、愛、慰め平安のしるしは、全て主イエスにあることを忘れずにいたい。

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