聖霊降臨節第19主日世界宣教日・聖餐日礼拝

2023年101日(日)主日礼拝



「金持ちとラザロ」のたとえが語られた背景に「金に執着するファリサイ派の人々」の存在がある。イエスが、神と富の両方の仕えることはできないという話しをすると、この人々はあざ笑った。

 富が豊かにあることは神からの祝福の表れだと考えていた。たとえ話に登場する金持ちも恵まれた環境にある事実を淡々と伝えている。一方、ラザロは「できもの」と「貧しさ」を持ち合わせる人物として描かれ、それらが表しているのは、神から程遠い存在だということだ。

 富(神からの祝福)が与えられたことに満足し、そこで完結してしまっていたのが金持ちだ。ルカ福音書著者は、マリアの賛歌を通して、低きものを高め、おごるものを引き降ろされる神の国・福音を示す。

 私たちは神の恵みに与る者、富める者だと無自覚に過ごしていないだろうか。み言葉に耳を傾ける歩みか否かは、生きている間にこそ問われている



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