復活節第２主日礼拝

◎２０２０年４月１９日（日）礼拝

本日も主日を覚え、主と共に礼拝を守ることができました。ライブ配信を通して礼拝を守る方々、家庭礼拝として、この主日を守って下さる方々の上に、主イエス・キリストの豊かなみ恵みとお助けがありますようお祈りいたします。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、先週より無会衆礼拝として主日礼拝を捧げています。とうか、1日も早く終息されることをお祈りいたします。日々苦しい思いを抱えている方々の上に、復活の主の慰めとお導きがありますように。

◎説教メモ「恐れの中で光が」ヨハネによる福音書２０：１９〜２９

ある人たちは各福音書の復活記事の不一致を理由に、イエスの復活は事実ではないと疑っている。確かに、墓を訪れた女性の数、イエスの復活を告げた主の使い、最初にイエスの復活の証人なった人物など一致していない点がある。これだけ見ると、イエスの復活が事実ではないと疑問視されても無理もない。

しかし、わたしたちは決定的な証拠を知っている。イエスの弟子たちだ。彼らはイエスが十字架に付けられ、死んで葬られたことで恐れていた。次は自分たちの番ではないかと。既にユダヤ人たちが自分たちを捕らえるために動いている。恐怖に包まれ、彼らは隠れ家の戸に鍵を掛けていた。そこに復活のイエスが現れる。恐れの中を一つの光が彼らを照らした。以後、使徒言行録を通して見られるように、彼らは死を恐れずに、大胆にキリストの福音を宣べ伝える者たちになったのだ。これこそが、イエスの復活の決定的な証拠である。

世の光として来られた主イエスキリストは、いつも私たちを照らし、助けの御手を伸ばして下さる。どうか私たちも今の状況を恐れず、乗り越えられると信じて歩んで行きたい。

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