聖霊降臨節第15主日振起日礼拝
聖霊降臨節第15主日振起日礼拝
◎2020年9月6日(日)礼拝
振起日礼拝として主日礼拝を守ることができました。気持ちを新たに、心を振るい立たせ、それぞれの「宣教」へと動いて参りたいと思います。久しぶりにCS礼拝が再開されました。感謝です。不安な日々が続いていますが、今週も神のお導きを願いつつ歩みましょう。
◎説教メモ「ピノキオの悩み」金 鍾圭牧師
愚かな者と賢い者の差は何か。それは知恵の有無である。知恵とは何か。「道理を判断し処理していく心の働き。筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力」のことを意味する。道理を判断し、正しいことを行うか行わないかによって、賢い者、あるいは愚かな者になる。
神は正しい方で、その被造物である私たちは常に正しい道を目指して歩まなければならない。しかしこれは容易なことではない。知識を持っているだけで、賢い者とは言えない。聖書の知識が深いことで信仰心が深いとも言えない。その人がどのような道を歩むのかが大事だ。
ピノキオのように、私たちはいつも悩みの連続だ。一番取るほどピノキオは頭が良かった。だが、彼が選ぶ道は過ちだらけ。自分の欲のために頭が働く。その者を賢い者とは言わない。むしろ愚かな者なのだ。
「実を結ばない暗闇の業に加わらないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。」という聖書の言葉のように、道理を判断し、正しい道を歩まなければならない。どのような道を選ぶかは私たちの勝手だが、主イエス・キリストの父である神に感謝する命を与えられた信仰者として歩むべき道を進んでいきたい。
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