復活節第２主日礼拝

2022年4月24日（日）主日礼拝

• 世界の平和を覚えてお祈りください。

• 来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。

• Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教「バトンタッチ」（ヨハネによる福音書・20：19～31）

　昨年、行われた東京五輪の陸上男子400メートルリレー決勝。目を疑うような光景を目の当たりにした。バトンミスにより日本代表がゴールラインを通過することはなかった。試合後のインタビューで悔しがる選手らの表情を鮮明に覚えている。決勝進出チームの中、最下位のタイムを残した日本代表は、決勝での逆転を狙い攻めるバトンパスを試みた。が、結果は知っている通り。この試合でリレーでのバトンタッチの重さを改めて知ることになった。

　走者間でバトンを渡すことには信頼関係が伴う。バトンが問題なく届いているのかと前の走者が後ろを見ながら走ってしまうと当然タイムは落ちてしまう。前の走者は目には見えなくても、後ろの走者が練習通りバトンを届けてくれると信じて全力で前を向いて走る。信じる心がつながり走り続けられるのだ。

　神がイエスを遣わしたように、イエスも弟子たちを遣わし、信仰というバトンは歴史と共に渡されてきた。わたしたちは目に見えなくても、神を信じる信仰というバトンを受け、次世代へ無事に届けることができるのだろうか。キリストの福音のため、信仰というバトンを受ける走者になって全力で走っていきたい。

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