降誕節第6主日礼拝

◎2021年1月31日(日)礼拝


 家庭礼拝、ライブ配信による礼拝など、それぞれの場で主日礼拝が守られ感謝いたします。新しい始まる一週間も主の豊かな恵みの内に歩むことができますようお祈りいたします。

 礼拝はどこにあってもささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。

 礼拝中、幼児祝福祈祷が行われました。新しい命の上に、そしてその子を養って下さるご家族の上に神さまの恵みと導きがありますようお祈りいたします。

 


◎説教メモ「完成するまで」マタイによる福音書5:17〜20、仲程愛美牧師


 ユダヤ教には諸宗派の対立があり、律法の理解は一つではなかったようだ。モーセ五書のみを聖書とするサドカイ派は貴族と祭司が属し閉鎖的な集団だった。一方パリサイ派は、モーセの律法から派生していった口伝律法を大切にし、いつしか律法を守ることに重点が置かれていった。

 律法は最も素朴でかつ根元的な神との関係を表したもの。イエスはそう捉えていたように思う。人間側の思惑は必要ない。イエスはただ律法が歪んでいる事実を指摘した。悪い部分や誤った解釈があったとしても、律法そのものが良くないとは言っていない。ただ「完成」を望んだ。

 人間の関わる物事には決して善いところだけではなく、不完全な部分がある。神はそれをご存知の故に、イエスを世界に送られた。神が与えてくださった契約(関係性)を台無しにすることのないよう、目の前の現状を打破するために。イエスは律法が完成するまでとことん間違いを正し、神と共に生きる姿を示された。私たちもその姿に倣い動かされていきたい。



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