聖霊降臨節第18主日世界聖餐日・世界宣教日礼拝

2022年10月2日（日）主日礼拝

• イエス・キリストの十字架の出来事を覚えて、聖餐式をあずかることができました。

• 世界の平和を覚えてお祈りください。

• 世界の各地で働いておられる宣教師の方々を覚えてお祈りください。

• 来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。

• Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教「一括で支払います！」（ヘブライ人への手紙・9：23〜28）

　旧約時代から始まった「贖罪日」は、全ての罪が神によって赦されるイスラエルの最大の祭りである。この日は自分たちの罪を告白するため、たくさんの生贄が捧げられた。もし、罪の告白に少しでも偽りがあれば、民を代表して至聖所に入った大祭司長が犠牲になる。この贖罪日を毎年行わなければならなかった。だが、イエス・キリストの十字架の出来事によって、わたしたちの罪は赦され、贖罪日の儀式から解放されたのである。

　贖罪日の儀式とイエスの十字架の出来事には罪が赦されるという共通点がありながら、大きな違いが存在する。継続性の有無だ。贖罪日の効力は1年のみ。一方、イエスの十字架による赦しは永遠だ。

　ローンを組んでの買い物は、財政状況が厳しいと、毎月届く請求書を見る度に苦しくなる。しかし、一括払いで済んだとしたら、何の心配もない。

　イエスの十字架の出来事によってわたしたちの罪は一掃された。イエス・キリストこそが罪を贖う唯一の生贄であり、この一括払いの神の決済によって、わたしたちに平和が与えられた。

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