復活節第７主日礼拝

2022年5月29日（日）主日礼拝

世界の平和を覚えてお祈りください。
来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。
Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教「見えなくなったイエス」（使徒言行録・1：1〜11）

　　復活されたイエスは40日にわたって弟子たちに現れた。後悔と絶望の淵にいた者を立ち上がらせ、今一度「弟子」として成すべきことを示された。そして皆の見ている前で天へと昇っていかれた。　

　使徒言行録のイエス昇天の場面では弟子たちの不安が垣間みえる。天を見上げ続ける弟子たちの心境はどんなものであったか？「証人となる」と言われた矢先に、その方は見えなくなってしまう。戸惑いと不安から「見えていた」ことに縋っていたのだろう。だが神の使いは「なぜ天を見上げるのか」と問う。

　見えなくなった先（天）を見つめ続けるのは、そこに求めるもの（イエス）があると思っているから。弟子たちのように、私たちの見るべき方向を間違えてしまうことがある。イエスは昇天されること、見えなくなることで次の段階へと弟子たちを招かれた。共にいるために弟子たちの目からは見えなくなっただけなのだ。イエスは私たちをご覧になっておられる。一人ひとりが見るべき方向を指し示しながら。

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