受難節第3主日礼拝

◎2021年3月7日(日)礼拝


 受難節に入りました。主イエス・キリストが、わたしたちのためにこの世に来られた意味を思いながら、この受難節を歩みたいと思います。

 2ヶ月ぶりに礼拝堂での会衆礼拝を守ることができました。また、ライブ配信による礼拝を通して、それぞれの場で主日礼拝が守られ感謝いたします。新しい始まる一週間も主の豊かな恵みの内に歩むことができますようお祈りいたします。

 礼拝はどこにあってもささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。

礼拝後、ぶどうの会総会、壮年会総会がありました。


◎説教メモ「あなたが思うイエスは?」マタイによる福音書16:13~28、金 鍾圭牧師


 イエスは弟子たちに「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」と尋ねた。当時人々はイエスを「洗礼者ヨハネ」「エリヤ」「エレミヤ」また「預言者の一人」と理解していたようだ。続いてイエスは弟子たちにご自分を何者と考えているのか尋ねた。

 ペトロは「メシア、生ける神の子」と答え、イエスは彼の答えに満足しているようにも見える。その後、イエスは自分が受ける受難と死、そして復活について弟子たちに打ち明かされた。ところがペトロはその言葉を聞いて「そんなことがあってはなりません」と言うと、穏やかな雰囲気は一変し、イエスはペトロをサタンと言いながら叱責したのである。

 なぜペトロはイエスから叱責を受けることになったのか。ペトロはイエスを「メシア」と告白したのだが、イエスがこの世に来られた真の目的までは理解できなかったのであろう。

 私たちはどうだろうか。当時の人々やペトロのように、イエスを自分にとって都合の良い方として理解していないだろうか。イエスがこの世に来られ、何をなさろうとしていたのかを思いつつ、この受難節を歩んでいきたい。


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