聖霊降臨節第21主日礼拝
聖霊降臨節第21主日礼拝
2022年10月23日(日)主日礼拝
世界の平和を覚えてお祈りください。
来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。
Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。
◎説教メモ「不自由は誰が決めるのか」(使徒言行録・14:8〜17)
パウロの伝道旅行の一場面であるこの箇所は、その奇跡と彼の説教に目がいく。群衆に、偶像ではなく生ける神に立ち返るよう促す語りは、パウロの福音が表れている。
この出来事の要となる人物は足の不自由な男性だ。生まれつき足が悪いため「不自由な」生活を送っていた。だが果たしてそうだろうか。「一度も歩いたことがなかった」人に対して、歩けなくて不自由だ、可哀想だと思うのは「歩いたことがある」人だ。この男性は足が悪いところも含め、そのままの姿でパウロの話を聞いていた。パウロはその彼に「いやされるのにふさわしい信仰」を認めたとある。パウロもまた、周囲のそれとは違い、彼を神に造られた一人として向き合っていたのではないだろうか。
天地とその中にあるすべてを創造された生ける神は、人が推し量る「不自由」を、時に自由や真理へと導いてくださる。そのまなざしに私たちも気づいていきたい。
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