聖霊降臨節第10主日平和聖日礼拝

◎2020年8月2日(日)礼拝


2週間の無会衆礼拝を経て、共に平和聖日礼拝が守られ感謝です。

不安な日々が続いていますが、主の平安と慰めがありますようお祈りいたします。

主イエス・キリストが与えて下さった平和を守り、キリスト者としてその道を行うことができますように。


◎説教メモ「疑わない行いを」金 鍾圭牧師


 学生時代、活動していたキリスト教サークルのキャンプで「キリスト者として喫煙と飲酒は?」というテーマで話が盛り上がった。韓国のキリスト教ならではの話だろう。我々は賛否両論の熱い議論を交わした。指導牧師は「他国のキリスト教では、喫煙と飲酒に対して容認している国もあり、それを罪と判断することは難しい。しかし、その行為によって他者が退けられるのであれば、それは明らかに間違いだ」と言い、「我慢できないのであれば、一人で地下室に降りてやれば良い」と笑いながら話をまとめられた。

 本日の聖書箇所では、パウロはローマのキリスト共同体に対して、確信を持って行動すべきだと言いながら、その行いによって、他者を退けさせるのは罪だと語っている。なぜなら、イエス・キリストが示した隣人愛に反する結果を招くからだ。

 私たちはそれぞれに自由がある。暴力を振り回す自由も当然あるだろう。しかし、その行為は必ず誰かを傷付ける。自由には責任があることを忘れてはいけない。だからこそ、私たちはイエス・キリストが語った隣人への愛を実現することを求められている。平和聖日を過ごしている今、このことを胸に刻みならが歩んでいきたい。


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