降誕前第8主日永眠者記念礼拝

2024年11月3日（日）主日礼拝

• 本日は天上の友を覚えて、永眠者記念礼拝として主日礼拝を守りました。感謝です。

• 世界の平和を祈ります。あらゆる争い、差別で苦しんでいる人々の上に、神の豊かなお慰めがありますように。

• 被災地の方々の上に、主の豊かな癒しとお助けがありますように。

• 説教「ヨハネによる福音書・６：５３〜５８」

　「…その血を飲まなければ…」(54節)というイエスの言葉を聞いた群衆は、衝撃を受けた。なぜなら、彼らの律法では血を飲む行為が固く禁じられていたからである（レビ記・17：10〜14）。それにもかかわらず、イエスはなぜこのような言葉をおっしゃったのか。結論から言うと、この言葉は聖餐と深い関係があると考えられる。

　聖餐は、イエスがご自身を記念するために制定されたものだ。主の晩餐に共に参加し、イエスが行われたこと、教えてくださったことを思い起こし、主が歩まれた道の意味を改めて考える機会でもある。

　本日は永眠者記念礼拝である。信仰の先達も、こうしてイエスの歩みを大切にし、共に歩んで来られた。地上に残されている私たちは、その志を受け継がなければならない。この永眠者記念礼拝が単なる年中行事に終わることなく、主イエス・キリストの教えと行い、信仰の先達の志を新たにし、「食べて飲む」という行為を通して私たちの歩みを再確認していきたい。

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