聖霊降臨節第13主日礼拝

◎2021年8月15日(日)主日礼拝


豪雨による被災地の方々の上に主の豊かな平安と慰めがありますようお祈りいたします

主日礼拝、無会衆礼拝として行っております。Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために最前線で働いている医療従事者・関係者の方々、生きづらさを抱えている方々の上に、主の助けと慰めがありましようお祈りいたします。



◎説教メモ「『ある』ではなく『なる』マタイによる福音書12:46〜50仲程愛美牧師


 多くの人にとって「家族」は最初に社会性を築く関係だろう。その在り方は時代や思想によって変わり様々だ。いずれにせよ「家族」とは人間社会を形成する上で最も小さき集団であり、人はその関係性に意義を見出してきた歴史がある。

 イエスは「話しをしたい」と尋ねて来た家族に取り合わなかった。マリアたちが話したかった内容が何なのかは分からない。イエスの言動を心配して連れ戻そうとしたのか、単純に何か急用があったのか、福音書はそこに重要性を見出していない。つまり、家族よりも優先すべきものがイエスにはあった。この事実が伝われば良いのだ。

 「家族」が大切な存在であることを否定するつもりはない。だが、一つ間違えればその考え方は内向きであり、自分たちさえ良ければという、利己主義になりかねない。イエスは問う「あなたの家族とは誰か。」と。

 御心を行う者を「家族」と呼ばれるイエスの言葉は、神の平等、神の平和を想起させるため、私たちを鋭く突く。誰もがすでに「ある」ものとしている存在を、立ち止まり振り返る。その姿勢にこそ、悔い改め(方向転換)があるのかもしれない。



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