聖霊降臨節第主日礼拝

◎2021年74日(日)主日礼拝


豪雨により被害を受けている地域の方々の上に、主の豊かな慰めと平安がありますよう祈りいたします。また、世界各国にて人権と自由のために戦っている方々の上に、あなたの正義がありますように。

緊急事態宣言の状況の中、石橋教会は無会衆礼拝として主日礼拝を守っております。(Youtubeにてライブ配信は継続して行います。)共に顔と顔を合わせて礼拝することはできませんが、どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

新型コロナウィルス感染拡大防止のために最前線で働いている医療従事者・関係者の方々、生きづらさを抱えている方々の上に、主の助けと慰めがありましようお祈りいたします。



◎説教メモ「すべての者のために祈る」テモテへの手紙一・2:1〜8、金 鍾圭牧師


福音書を見ると、律法の専門家とイエスが最も重要な掟について議論し合う場面がある。どの掟が最も重要なのかという律法の専門家の質問に対して、イエスは二つの掟を取り上げられる。第一は、神である主を愛すること。第二は、隣人を自分のように愛することだ。イエスは最後に「律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている」と語られる。神と隣人を愛することこそが信仰の源であることをイエスは示している。

 パウロが本書に記されている「願い」「祈り」「執り成し」「感謝」は礼拝を構成する重要な要素である。礼拝は神に対する愛を表し、わたしたちは礼拝を通して神との繋がりを改めて感じることができる。パウロは、これらの四つの要素を「すべての人々のためにささげなさい」と命じている。他者のために祈り願うことは神に喜ばれることであり、イエス・キリストがもたらした平和をこの世に実現させる手段でもある。これを通してイエスが示しているように、神と隣人を愛することができる。

 信仰は自分だけのためのものではない。すべての人々のために祈ることによって周りを包み込み、神が創られた元の世界を改めて築くことができる。これこそが、神を愛するわたしたちの歩むべき道ではないだろうか。



#日本キリスト教団石橋教会#UCCJ

#日本キリスト教団 #聖霊降臨節

#ライブ配信#無会衆礼拝

#池田市 #阪急石橋駅