復活節第４主日母の日・誕生者祝福礼拝

2022年5月8日（日）主日礼拝

• 世界の平和を覚えてお祈りください。

• 母の日・5月にお生まれになった方々を覚えて、子どもと大人が共に礼拝を守ることができました。

• 来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。

• Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

◎説教「神の御心は、地上でも行われる」（ヨハネによる福音書・13：31～35）

　先日行われた憲法改正についてのアンケート調査の結果によると、少しづつだが、憲法9条を含めた改憲に賛成する人々が増えているのが分かる。2017年より目につくようになった自国主義やウクライナとロシアの戦争が大きな影響を与えたとしても過言ではないだろう。その中で、日本の国民も様々な不安を抱えているわけだ。しかし、このような風潮の中、私たちは大切な何かを忘れているのではないかと思う。「いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすようなはめになる」と5月3日の天声人語で「あたらしい憲法のはなし」の一文が紹介されていた。

　イエスは私たちに新しい掟を与えてくださった。「互いに愛し合いなさい」当然なことだが、これを守ることは中々難しい。神の御心は天だけでなく、地上でも行われるのだ。天の国の希望だけを望み、自分の信仰だけを守って、地上のことに目を背けることは、結局イエスの教えを背くことであり、イエスの弟子の資格を自ら捨ててしまうことになるのだ。　

現在の世界情勢が続く中、上記の一文が心に響く。

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