聖霊降臨節第13主日礼拝
聖霊降臨節第13主日礼拝
2025年8月31日(日)主日礼拝
8月最終日は主の日で締めくくりです。けれどもまだまだ暑い日々が続きそうです。皆さまのご健康が守られますように。
聖霊のお働きにより、主の平和が世界に満ち、あらゆる争いや差別により苦しんでいる方々、また被災地におられる方々の上に、神さまの豊かなお慰めがありますようお祈りいたします。
説教「『かぞく』の関係」仲程愛美牧師
キリスト教社会がつくりあげた「家族観」は果たして聖書のそれと同質か。却って本来の意図とはかけ離れ、弊害をもたらした部分もある。
パウロ書簡の文面のみを読み取ろうとすると、嫌悪感を抱く人も少なくないだろう。事柄の表現方法は時代を映す鏡でもあるので、当時では画期的なものの見方だったかもしれないが、現代では受け入れられない文言がある。本日の箇所もその類に値する。
ただ文脈を辿れば、これが「愛はすべて完成させるきずな」に続いて綴られていることに注目したい。「従う」との単語は主従関係を想起させ、人間関係の対等さが失われているように感じる。だがここでは夫婦、親子、主人と奴隷といずれの関係においても、イエスが間にいることを強調する。
我々が築く関係は、人間同士の横ばかりの視点で測ってしまう。だが、そこへ縦方向の主イエスの存在に気づく時、何かが変わるのかもしれない。
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