聖霊降臨節第５主日礼拝

◎２０２０年６月２８日（日）礼拝

あらゆる差別によって苦しい状況の中で歩む人々を覚えて、主の豊かな慰めと導きがありますように。COVID-19に恐れが１日も早く消え去り、最前線で尽力なさる方々の上に、主のみ恵がありますように。

礼拝後、ぶどうの会総会が行われました。

◎説教メモ「揺り動かされることのないもの」仲程愛美牧師

「新しい」との単語の見聞きする機会が増えて思わされた。この言葉ほど使い方に気をつけねばと。自戒の念を込めて、乱用してはいけないなと感じた。

キリスト教がユダヤ教から派生し新しい教えを広めていく過程で生じた論争は数知れない。新約に記された手紙はそれらの一部だ。ヘブライ(ユダヤ)人へ手紙も、ユダヤ教の伝統的教えと対比させながら、イエスを救い主として歩むキリスト者のあるべき姿を綴っている。

人間を含め被造物は、神の前では簡単に揺り動かされるものだと聖書は語る。神を「焼き尽くす火」と表現するのもその証だ。そうした脆い存在である私たちが、揺り動かされることのない神の国＝神のまなざしの中で生かされいる。そのことに気づくことが、イエスを救い主と受けとめることなのだ。

感謝と畏れを抱きつつ、イエスが示された「新しい」神との関係を大切にしていきたい。

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