降誕節第7主日礼拝

降誕節第7主日礼拝


◎2021年2月7日(日)礼拝


 家庭礼拝、ライブ配信による礼拝など、それぞれの場で主日礼拝が守られ感謝いたします。新しい始まる一週間も主の豊かな恵みの内に歩むことができますようお祈りいたします。

 礼拝はどこにあってもささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。

 


◎説教メモ「自分の弱さと向き合って」コリントの信徒への手紙二12:1~10、金鍾圭牧師


 鎧は武器から身体を守るためである。これは明らかに自分の身体が相手の武器より弱いということを認めることであろう。どんなに身体能力が優れていても生身の体が武器より上回る者は存在しない。自分の弱さを認めるのは恥ではない。より強い次元を目指すことである。

 本書のパウロが語った「わたしは弱いときにこそ強いからです」という言葉は矛盾として聞こえるかもしれない。しかし、その中には自分の弱さを認めることによって、より神に頼る人生を歩めるというパウロの信仰告白である。彼は賢い者であり、羨ましがれる身分の持ち主だった。しかし彼は病気を持ち、それが唯一な弱点であった。だがパウロはその病気によって落ち込んだりしていない。「弱いときこそ強いからです」と語っている。

 優れている能力、誰もが憧れる身分。それによりパウロは満足な人生を歩んでいたかもしれない。誰にも頼らず自分の能力を信じて…。しかし、それは神と離れることを意味する。自分の強さが神との断絶を呼び起こす。パウロは病気によってもっと神に頼り、神という鎧をいつも身に付け、神と共に歩んだのである。だから彼は弱いときこそ、強くなることができるのだ。自分より神を頼る者として歩んでいきたい。



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