降誕節第主日礼拝

2022年1月16日(日)主日礼拝

  • フィリピンに台風22号が直撃し、甚大な被害がありました。被災地であるフィリピンを覚えてお祈りください。

  • 主日礼拝以外の諸集会(CS礼拝、聖書に学び祈る会、オリーブ会は実施)は、当面休会といたします。来会の際、マスクの着用、手指の消毒、検温などの対策にご協力お願いいたします。

  • Youtubeにてライブ配信は継続して行います。どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。



◎説教「時は満ちた」(マルコによる福音書・1:1420

 福音書はイエスの第一声を「満ちた、時が。そして、近づいた、神の国が(直訳)」と記す。ここに「神の国が近づいた」から「時」が来たのではないことを思わされる。またイエスの宣言が準備万端のうちになされたかというわけでもない。この後に弟子たちを招くエピソードが綴られていくし、そもそもヨハネが捕らえられたという不穏な動きすら見える。一体、何の時が満ちたというのだろう。

 イエスは、神の国の到来のために、人々に「悔い改め」と福音を「信じる」ことを要求している。方向転換をして、自らを委ねる作業へと導くのだ。裏を返せば、これが完成されていなかった状態、神の国がまだ実現していない状態、落胆する現実の中でイエスは「時が満ちた」と語られる。これこそ究極の救いの宣言なのかもしれない。

 私たちは、未だこの宣言の中にいるように思う。神の国は必ず到来する。戸口の外で扉を叩いておられる。そのことを覚え、また応える者でありたい。



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