降誕節第4主日礼拝

◎2021年1月17日(日)礼拝


 週の始まるこの日、礼拝を守ることができ感謝いたします。大阪府の緊急事態宣言の発令により、当面の間、無会衆礼拝として守りますが、ご家庭で礼拝を守ってくださる皆さまの上に、神さまの導きと恵みがありますようお祈りいたします。


 礼拝はどこにあってもささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。

 


◎説教メモ「漁師から弟子へ」マタイによる福音書4:18〜25、仲程愛美牧師


 最初の弟子であるシモン、アンデレ、ヤコブ、ヨハネの登場に際し、聖書は詳しく語っていない。分かるのはガリラヤ湖畔で漁師として生きていたことのみ。

 イエスはなぜ漁師の彼らを弟子にしたのか?そこには人間社会に対するイエスの挑戦があったように思う。

 ガリラヤ湖周辺はイスラエルの中でも商業が盛んな地域であった。その特性のため、様々な民族が行き来うことを理由に首都エルサレムから見下されていた部分がある。方言が強かったことも拍車を掛けた。このガリラヤがイエスの最初の活動地だったことに目を向けたい。

 メシアの弟子になる人はさぞ優れているだろう。これまでの預言者と肩を並べる程偉大な人物に違いない。裏返して言えば、漁師なんかを連れている人が救世主なはずがない。事実、イエスは宗教的立場のある者たちから受け入れらず、田舎者扱いされる。

 漁師から弟子へと招かれた4人は何かが変わったのか。たぶん、イエスの宣教を間近で体験する他は特段の変化はなかったと思う。でもそれで十分だったのだ。弟子になるとは、イエスの言葉や行動の最前線に居合わせることなのだ。私たちもそんな「弟子」になっていこう。



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