聖霊降臨節第8主日礼拝
聖霊降臨節第8主日礼拝
2025年7月27日(日)主日礼拝
聖霊のお働きにより、主の平和が世界に満ち、あらゆる争いや差別により苦しんでいる方々、また被災地におられる方々の上に、神さまの豊かなお慰めがありますようお祈りいたします。
説教「何か変わりましたか」金 鍾圭牧師、使徒言行録・19:13〜20
エフェソは、魔術や呪術、宗教、政治的権力が盛んな都市であった。中でも魔術と呪術は特に有名で、ユダヤ人の祓魔師たちも活動していた。その中で、パウロは神の力によって、病に苦しむ者や悪霊に取りつかれた者を癒していた。その姿は一見、強力な「魔術」のように映ったかもしれないが、実際にはまったく異なっていた。
魔術は、特定の呪文や知識を用いて、自らの力で超自然的な現象を起こそうとする技術であり、人が力を手にし、操ろうとする姿である。しかし、パウロを通して現れた神の力は、彼自身や物にあるのではなく、神との関係の中で、信仰に応えて与えられた力であった。
ユダヤ人祭司長スケワの息子たちの失態は、神の力を自らのために利用しようとする人間の傲慢さを示している。それを見たエフェソの人々は、自らの過ちに気づき、罪を告白し、イエスの名によって生きる歩みを始めた。これは、単なる奇跡の話ではない。人が変えられるということ、そして信仰とは何かを示す物語である。
私たちは、イエスと出会って何が変わったのだろうか。知識だけでなく、考え方や行動、価値観は変えられているだろうか。今、自分自身を振り返りながら、主とともに歩む一歩を踏み出したいと願う。
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