聖霊降臨節第11主日礼拝
聖霊降臨節第11主日礼拝
2025年8月17日(日)主日礼拝
聖霊のお働きにより、主の平和が世界に満ち、あらゆる争いや差別により苦しんでいる方々、また被災地におられる方々の上に、神さまの豊かなお慰めがありますようお祈りいたします。
説教「受け入れて受けとめて」仲程愛美牧師
己の主張を覆した人物は信頼できない。この言い回しは人が簡単には変われないことを暗に伝える。迫害者から宣教者へと変わったパウロ(サウロ)の周囲は、猜疑心に満ちていただろう。パウロの存在だけでは人々の警戒心を解くことはできなった。だがそこにはバルナバがいた。
使徒たちから「慰めの子」と呼ばれたバルナバは、初期のキリスト者である。持ち物を共有した運動に加わった人物だ。だからだろうか。弟子に加わろうとするパウロに向けられた不信感を拭いたかった。パウロもイエスに出会った一人であることを力説した。バルナバが仲介となり、パウロは「使徒たちと自由に行き来」できるようになった。それでも全てが解決された訳ではないが、宣教者パウロ誕生には人々の変化も必要だった。
受け入れること、受けとめてもらうこと。どちらの側にも力がいる。人と人との関係性はそうして紡がれていく。排除ではなく、受容に想いと力を注ぐ。そのような世の中でありたい。平和を築き、保つための人間のあるべき姿として。
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