受難節第主日(棕櫚の主日)礼拝

2024年3月24日(日)主日礼拝


 イエスの裁判は十字架刑ありきで進められていく。ユダヤ教の指導者たちは是が非でもイエスを処刑にしたかった。だが、総督ピラトはこれに慎重だった。イエスと対峙する中で、彼はその真理と向き合おうとしたのではないかと思う。だが一歩足りなかった。

 ピラトは「お前がユダヤ人の王か」と問いつつ、イエスの答えに迷う。「自分の考え、言葉はどこにあるのか」とピラトに迫るイエスは、自分自身のすべてをかけなければいけないと示される。他者からの言葉に留まるのではなく「わたしの言葉」で語ることが求められる。

 己の手を一切汚さずにイエスを十字架にかけようとする祭司長たち。それに気づきながらも喧騒に流されていくピラト。地上の事柄でイエスと向きあう人々の姿がここにある。

 私たちはどうだろうか。イエスの真理についての証を受けとめる準備はできているか。そのことを覚えて受難週の日々を過ごしていきたい。



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