降誕節第5主日礼拝

◎2020年1月26日(日)礼拝


共に主のみ前に集まり、賛美し、祈り、御言葉を聴くことができ感謝です。インフルエンザが流行っています。体調を崩されている方々の上に神様の豊かな癒しがありますように。本日のCS礼拝では、柴山文男さんよりエステルのお話を伺いました。感謝です。礼拝後「明日の石橋教会を考える」のテーマのもと全体集会が行われました。


◎説教メモ「すでに良い物を持っている」ヨハネによる福音書2:1〜11


イエスが水をぶどう酒に変えたこの物語は、最初の奇跡の出来事である。

婚礼の最中、客に出すぶどう酒が足りなくなった。宴会の世話役は戸惑っていた。ところが召し使いたちがぶどう酒を続けて持って来るではないか。しかもけっこう美味しい。一体このぶどう酒がどこから来たのか世話役は知らなかった。

そのぶどう酒は空から飛んできたものではない。イエスが奇妙な術を行ったのでもない。ただ命じただけだ。ぶどう酒に変わった「その水」は最初からそこにあった。誰もが注目していなかった水をイエスはその場で一番価値ある物として変えられたのだ。

私たちはすでに良い物を持っている。この世の中で価値ない者は誰一人もいない。神から造られ、愛され、誰もが価値ある者として存在する。その大事な事実をイエスが私たちに教えて下さることでないだろうか。

興味深いのは、この出来事を本書の記者は「奇跡」あるいは「神の業」ではなく「しるし」として紹介しているのである。イエスがキリストとして、その栄光を初めに世の中で現された重要な歴史的な瞬間であろう。


#日本キリスト教団石橋教会

#日本キリスト教団 #UCCJ

#全体集会

#池田市 #阪急石橋駅