聖霊降臨節第20主日神学校日・誕生者祝福礼拝

2023年10月8日(日)主日礼拝




 灯台の光が消えてしまったら、どんなことが起きるだろう。一番大変なことは、航路の目標が失われた船舶だ。座礁になる可能性が非常に高くなる。座礁というは船舶としての機能を永久に失うことを意味する。このようなことがガラテヤ共同体に起きようとしている。

 パウロはガラテヤ共同体との初めての出会いが忘れられない。体が弱くなった自分を「さげすんだり、忌み嫌ったりせず」受け入れてくれたからだ。そんなガラテヤ共同体がいつの間にか別人のようになり、身分や出身によって人を分けようとしたのだ。パウロが目指しているのは、メシアの歩み、つまり、すべての人を同じように包容する自己犠牲的な愛が共同体の中に現れることである。ガラテヤ共同体にもその愛が存在していた。が、その愛の光が消えようとしている。

 灯台の光は照らし続けなければならない。信仰の道も同じである。私たちはキリストの灯火を次世代へ消えないよう渡さなければならない。身分や出身は神の救いになんの影響も及ぼさない。誰もが神の愛と恵みを受けられる。私たちはどうだろうか。ガラテヤ共同体のような過ちを犯そうとしていないのか。振り返ってみよう。



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