降誕節第2主日新年礼拝

◎2021年1月3日(日)礼拝


 2021年になりました。主のお導きとみ恵みが今年も豊かにありますようお祈りいたします。本日は新年礼拝を守ることができ感謝です。不安、悲しみは過ぎ去り、主のあふれるほどの喜びに満たされますように。


 大阪府新型コロナ警戒信号の「赤色」が点灯しましたことを受け、石橋教会の主日礼拝は、府内の学校が通常通りあることから、無会衆礼拝とはせずに、今まで通り行います。しかし、皆さまの中で、体調が優れない方、疾患を持っていらっしゃる方、高齢の方、また少しでもご心配のある方に関しましては、ご家庭で礼拝をささげられることをお勧めします。礼拝はどこにあってもささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。

 


◎説教メモ「神の声に動かされ」マタイによる福音書2:13〜23、仲程愛美牧師


 救い主の誕生の喜びに溢れる只中から一変し、聖書は暗く重く悲しい物語へと進んでいく。命を狙われる幼子イエス。最も小さく貧しくお生まれになった方を、神はなおも小さく弱くされる。

 ヘロデの心は不の連鎖で渦巻き、己にとって邪魔な存在を消し去ろうとする。自分の心、内なる声にしか耳を傾けられず、心の壁を高く積み上げ、彼は神の救いを拒否し続ける。

 一方で、その対極に描かれているのがヨセフだ。ヨセフは一度も口を開いていなければ、その感情も記されていない。分かることは天使が夢に現れる度に、その言葉の通りに動いていること。ただ、神の声に身をゆだねる者の姿がここにある。ヨセフは神の救いを受け入れ、イエスと共にあるを“今”を生きていく。それがどれほど険しく困難な状況だとしても。

 新年を迎え、私たちはそれぞれの現実の中を生きていく。何があってもイエス(神の救い)が現実の中にあって、共にある“今”を歩んでいけるのだ。それはすでに神が約束されている事実であるから。



#日本キリスト教団石橋教会

#日本キリスト教団 #UCCJ

#降誕節 #ライブ配信

#新年礼拝

#池田市 #阪急石橋駅