聖霊降臨節第16主日礼拝
聖霊降臨節第16主日礼拝
2025年9月21日(日)主日礼拝
聖霊のお働きにより、主の平和が世界に満ち、あらゆる争いや差別により苦しんでいる方々、また被災地におられる方々の上に、神さまの豊かなお慰めがありますようお祈りいたします。
説教「線を越えて」仲程愛美牧師
自分が何に属しているかを明確にすることは、自己形成上で必要なことだ。誰のどのような影響を受け、何を得て、何を拠り所としているか。信仰者であっても、自身にとってのそれを全面的に押し出すことがある。コリントの教会が抱えた課題は己を基準をしたが故に起こった分裂だった。
人は主観でしか物事は捉えられない。キリスト者とはイエスを主とし、自己中心的な生き方から自由になることだ。それでも信徒の集う教会内で主観によって仲違いしてしまう事実を手紙を伝える。
パウロは大胆にも洗礼よりも福音だと語る。誤解を生みそうな表現でもあるが、イエスの福音の前には人間の主張は浅はかだ。誰によって信じたかではない。何を信じているか。
人との関係性の中で生きる私たちは、時に線引きをしたがる。差異を優越や自尊心を保つ道具にするため、敢えて線を設ける。だが、イエスの福音は示すのはその線を越えることだ。己を柔らかにしなやかにしていきたい。
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