受難節第主日礼拝

2024年3月17日(日)主日礼拝




  小学校の科学の時間に、豆を土と共に、透明のボックスに入れて観察実験をしたことがある。日が経つにつれて、豆の形は崩れ始め、次第に毛のようなものが生えてきた。当時はそれがあまりにも衝撃で、気持ち悪くなるくらいだった。が、先生の説明を聞くと、命の生命力に驚いた覚えがある。まるくて小さい豆は、自分を犠牲にして新たな命に繋がっていく。

 イエス・キリストは、本日の聖書を通して「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」と語っている。このたとえは、これからイエスがどのような道を歩むかを示しているのである。ご自身を犠牲にして、全ての生き物に自由と平和を与えて下さるのだ。

 受難節を過ごしている中、少しでもイエスの跡を追って、一粒の麦として自分より、この世の中を愛しながら歩んでいきたい。



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