聖霊降臨節第9主日礼拝
聖霊降臨節第9主日礼拝
◎2020年7月26日(日)礼拝
新型コロナウイルス、豪雨によって大変息苦しい時期ですが、主の助けを求めながら、主とともにこの日々を歩んでいきたいと思います。本日まで無会衆礼拝として、それぞれの場で礼拝を守ることができました。次週からは会衆礼拝として捧げます。
主の群れのとして、共に分かち合い、交わり合いの大切さを思いつつ歩んで参りたいと思います。
◎説教メモ「食べること」仲程愛美牧師
張りつめていた緊張や不安が、一口食べれば一気に和らぐ、一瞬にして解ける。そんな「ごはん」を経験したことはないだろうか。栄養摂取ためだけでは食事こそ、生きる糧となる。前途多難のパウロ一行が体験した食事も、神に守られていることを再確認するものだった。
ローマへ護送中のパウロたちを襲った激しい暴風は、船を14日間も漂流させた。船員すらも逃げ出そうとする程に状況は最悪だった。だが、パウロは「生き延びるために必要」なことを見失わなかった。たかが食事、されど食事。いのちのための食事は、安心をもたらし、生きる活力を生み出す。それこそ、神に守られている「私」に気づくことなのだ。
パウロの食前の所作は聖餐を想起させる。読み手はイエスの姿を重ね、ここに神の憐みと支えがあることを感じ取る。
荒れ狂う波も、先の見えない暗闇もいつかは明ける。パウロがこの時勧めた食事は、いのちの回復を示し、神の守りの確信を告げる。「食べること」を通して神に生かされ、満たされている「私」と出会っていることを覚えたい。
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