降誕前第７主日誕生者祝福礼拝

2023年11月12日（日）主日礼拝




◎説教メモ「主に従う道」（創世記・１２：１〜９）金 鍾圭牧師

　アブラハムは神が命じた通り、行動したが、注目したいのは、彼は素直に神の言葉に従ったのかということだ。

　本日の聖書箇所を見てみると、アブラハムは「ハラン」からカナンへ向かう。しかし、創世記15：7をみると、神は彼を「カルデアのウル」から導き出したことが分かる。これは何を意味しているのか。

　神はアブラハムの家族がウルで過ごしている時から、カナンへ向かうよう命じたのだ。旅の途中、ハランに着いた彼らは、カナンではなくそこに定着してしまった。それ故、神は「再び」アブラハムに現れ、彼が目指すべきことを思い起こさせている。アブラハムたちは、ハランに辿り着き、居心地の良さを感じていたかもしれない。しかし、それはアブラハムが留まるところではなかった。神が望んでいるのは明らかに違う方向を指している。

　迷いの中、アブラハムは神が望んでいるところに辿り着く。信仰は自分の満足や利益を求めず、主に従う道を歩むことだ。神がイエス・キリストを通して示して下さったその道を、迷わずに歩んでいきたい。



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