聖霊降臨節第15主日礼拝

2024年8月25日（日）主日礼拝

• 世界の平和を祈ります。

• あらゆる争い、差別で苦しんでいる人々の上に、神の豊かなお慰めがありますように。

• 説教「いつわたしがしましたか？」（マタイによる福音書・２５：３１〜４６）

　「キリストが、飢えた人、寂しい人、家のない子、住まいを探し求める人などのいたましい姿に身をやつして、もう一度来られたのに、わたしたちがキリストだと気づかなかったからなのです。」

マザー・テレサは小さい者が困窮するのは「あなたが、そしてわたしが与えなかったから」だと指摘する。

　救い主の到来を待ち望む人々に対しイエスは備えるよう勧めた。しかしそれは「救い主」のためだけの準備することではない。

　羊と山羊のたとえで気付かされるのは、どちらも同様に「いつわたしが？」と問うことだ。「王」に忠誠を尽くすが、果たして「王」とは何か。その存在をイエスは明確に語られる。「王（救い主）」を受け入れるのは小さき者を受け入れることだ、と。

　常日頃の行動がイエス・キリストへの行動となる。そう思いつつ過ごしたくとも、現実は上手くはいかない。それでも自分が「いつしたのか？」と気づかないほどの、他者への優しさを持てる人物になりたいと願わずにはいられない。

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