聖霊降臨節第12主日誕生者祝福礼拝

◎2021年8月8日（日）主日礼拝

本日は8月にお生まれになった方々を覚えて、誕生者祝福礼拝として、主日礼拝を守ることができました。8月にお生まれになった方々の上に主の豊かな御導きがありなすようお祈りいたします。

緊急事態宣言が発令されました。本日より無会衆礼拝として主日礼拝を行います。 Youtubeにてライブ配信は継続して行います。

どこにあっても礼拝をささげることができ、その場に主がおられることを心に留め、今は自分と隣人の「命」を守ることを最優先にしていただきたく思います。皆様のご協力をお願いいたします。皆さまの歩みの上に、聖霊の豊かなお導きと慰めがありますように。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために最前線で働いている医療従事者・関係者の方々、生きづらさを抱えている方々の上に、主の助けと慰めがありましようお祈りいたします。

◎説教メモ「目を覚ましていなさい」使徒言行録２０：２５～３５、金 鍾圭牧師

　映画を見ていると、主人公がやむを得ず投獄される場面が描かれる。そしてそのような場面において、主人公は当たり前のように監獄から脱出する。おそらく看守の鍵を盗んで逃げるのだろう。ここで高い確率で看守は眠っている。その後、看守にはどんな運命が待っているのか。

　使徒パウロはエフェソ教会の長老たちと最後の時を迎えようとしていた。彼が長老たちに残した言葉の中で「…目を覚ましていなさい」という言葉がある。これはイエスも弟子たちに語られた言葉である。何が起きるか分からない世の中、あるいは信仰の中で、欺かないよう眠っていることではなく、目を覚ましている大事さを示しているのだ。

　韓国の諺で「牛を失ってから、牛舎を直す」という言葉がある。「泥棒を見て縄を綯う」と同じ意味で、日頃十分な備えの必要性を訴えている言葉である。

　信仰の道を歩んでいる以上、試練は必ず訪れる。その時に備えて目を覚ましているのか。自分自身を振りかえり歩んでいきたい。

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