復活節第７主日創立記念礼拝

2025年6月1日（日）主日礼拝

• 石橋教会創立86周年記念礼拝として、主日礼拝を守ることができました。

• 礼拝後、愛餐会を通して、楽しいひとときを過ごしました。

• 主の平和が世界に満ち、あらゆる争いや差別により苦しんでいる方々、また被災地におられる方々の上に、神さまの豊かなお慰めがありますようお祈りいたします。

• 説教「喜びあふれる教会」金 鍾圭牧師、ルカによる福音書・24：44〜53

 　 本日の聖書箇所は、イエスの地上でのお働きから、使徒言行録に記されている初期教会共同体への移行を描く、極めて重要な転換点である。イエスの昇天は、新たな時代（ペンテコステ以降）の始まりを告げているのだ。

　地上に残された弟子たちは、イエスの志を受け継ぎ、世にあってどのように歩むべきか、その心構えをイエスは語られた。昇天という出来事に、不安を感じた弟子もいたかもしれない。しかし彼らは、イエスのみ言葉を信頼し、大いなる喜びをもって自らの居場所へと戻り、賛美をささげながら、主の時を待ち望んだ。

　イエスが私たちに残してくださった掟は、「互いに愛し合うこと」である。その掟のゆえに、イエスは苦難を受けられた。そして弟子たちは、その証人として、これから起こるすべてを受け止め、歩んでいくことになるのである

　86年前、この地に石橋教会が建てられたことも、まさにキリストの証人として歩もうとする信仰の志の現れである。暴力、悲しみ、嘆きに満ちた今の時代において、私たちもまたその志を受け継ぎ、世と共に歩む者でありたい。喜びの源となる教会として、あり続けたいと願う。

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